よくあるご質問

パイプひずみ計での発生しやすいトラブルがありましたら教えてください

パイプひずみ計でよくあるトラブル
１．データが測定するたびに違う（安定しない）
　　データが不安定になる要因として、以下のことが考えられます。
　　１）計測器との接点での接触不良
　　２）絶縁低下（長期測定による劣化）
　　　１）の場合、端子部のサンドペーパーでの研磨、測定器のターミナルの洗浄、端
　　　子台の締め付けの確認により、軽減できます。また、２）の場合は、パイプひず
　　　み計の劣化によるものなので、そのまま測定を続けることはお勧めできません。
２．すべり面でもないのに値がスケールオーバー
　　この場合、コードの断線による場合がほとんどです。特に端子、ハンダ加工部分
　　は、断線しやすいので、定期的な点検を行ってください。地上に出ている部分なら
　　ば、断線部分の補修をすればよいですが、地中の中で断線してしまった場合、修復
　　はできません。
３．ゆっくりとしたデータの累積は見られるが、すべり面ではない
　　埋没してすぐに、こういった傾向が現れた場合、砂詰めがうまくできていない（隙
　　間ができている）ことが考えられます。また、長期観測しているものですと、パイ
　　プひずみ計の劣化によるものだと考えられます。
４．全体的にデータが動く
　　この場合、計測器の不調によるものがほとんどです。使用している計測器の定期点
　　検は、少なくとも年2回は行うことをお勧めします。

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