よくあるご質問

パイプひずみ計の寿命はどの位か？

ひずみ計が埋められる地質やその周りの自然環境によって寿命は大きく異なります。

地滑りの進行が激しい箇所であれば、当然ながら歪計自体曲がったりコードが切断されたり破損がひどくなりますし、そうでない場合１０年以上正常に動いている現場もあります。また、温泉付近では地中が高温で破損が早く進むこともあります。

しかし一般的に寿命は２～４年程度とわれています。それは、パイプひずみ計が、地中の湿潤な環境に埋められることが多く、塩ビパイプやコードが劣化しやすいこと、また山中であれば周辺の鼠などの動物による食害も多いことなども理由として考えられます。現場の環境にもよりますが、どちらかというと本体そのものより、地上部のリード線被覆の劣化や絶縁低下による破損が多く見られ、設置時のそれらの保護の仕方が耐用年数を大きく左右するようです。

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